アオツヅラフジ

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アオツヅラフジ:Cocculus trilobus (Thunb.) DC.

別名(和名): 力ミエビ(神衣比)
英名: Snailseed,Moonseed
ローマ字名: Aotsuzurafiiji
和名(漢字): 青葛藤
中国名: 木防已
生薬名: 木防已
花期: 7〜8月
使用部位: 根(生薬利用),根茎,茎幹
植物解説:  木本性の落葉つる植物。雌雄異株。つるは長く伸ぴるが、高木 の高い位置に達することは無ぐ低木にからむ程度である。葉は互 生し、形は変化に富む。葉の長さは3 ~12cmで3浅裂するものか ら三角形〜広卵形、少し光沢あり。茎に下向きの短毛が多く生える。葉柄は長さ1~ 3cm、上向きの毛を有する。花は小形の円錐花序 に3数性、淡黄色で目立たない。花弁と萼片は6個。花弁の先は2 裂する。ブドウに似た房状の果実は、秋に直径6 ~ 7mmの球形、藍黒色に熟し、白粉をかぶる。中には種子が1個で、扁平で円くU 字型に曲がり、しわがある。
産地と分布:  北海道から九州、沖縄に分布し、山野に生える。薮に多ぐ都 市部の道端でもよく見かける。朝鮮、台湾、中国、フイリピンなど にも分布する。アオツヅラフジ属は世界の熱帯を中心に11種ほど ある。
用途・効果:  漢方での代用品として鎮痛作用、利尿作用、解毒、血圧を 下げる作用がある。リウマチ痛、高血圧症などにも用いる。蛇の咬 傷に外用する。