アカネ

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アカネ:Rubia argyi(H.Lév.et Vaniot)H.Hara ex Lauener

別名(和名): アカネカズラ,ベンカズラ,コ ガネグサ
英名: Madder
ローマ字名: Akane
和名(漢字):
中国名: 茜草
生薬名: 茜草根,茜草茎
花期: 7〜9月
使用部位: 根,根茎,茎,葉,果実
植物解説:  つる性多年草。根は太いひげ状で、生の時はつやのある黄赤色 だが、乾燥させると暗紫色となる。茎は直立できず四角形で、稜に ある下向きの刺をひっかけながら生長する。葉は4枚ずつ節から輪生しているが対生で、長さ3〜7cm、幅1〜3cmの心臓形〜長卵形。 長さ1〜3cmの長い柄があり、先は鋭く尖り、そのうち2枚は托葉 が変化して葉になったもの。枝先や葉腋から花序を出す。花冠は 直径3〜4mm、淡黄緑色。小形の5弁花をつける。花後は黒い 球状の軟らかレ、果肉に包まれたやや硬い種子ができる。
産地と分布:  本州から九州、朝鮮、台湾、中国(中部から南部)に分布し、道ばたや林の縁などに自生する。
用途・効果: 染色には根を煮出した汁が熱いうちに利用する。灰汁の濃度が 薄いと黄色に、濃いと赤味が増す。赤色の染料に使われたが、皮膚の感作性に注意する必要がある。茜草根は根と根茎を10〜11 月ごろに掘り、水洗いしてから天日でよく乾燥させる。消炎や咳止 めなどの作用を有し、鎮晐去痰薬として慢性気管支炎、強壮薬、利尿、止血、腎臓病、黄疸、神経痛、リウマチに用いる。また、果実を月経不順のときに通経剤として利用する。葉と茎を茜草茎として生薬にする。