イラクサ

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イラクサ:Urtica thunbergiana Siebold et Zucc.

別名(和名): アイコ,イラナ,アエダケ,イタイタグサ,イラグサ
英名: Nettle, Biting cat
ローマ字名: Irakusa
和名(漢字): 刺草
中国名: 咬人荨麻,蕁麻(咬人猫)
生薬名: 蕁麻
花期: 6〜9月
使用部位: 茎葉
植物解説:  多年草。高さ30〜100cm。茎は四角ぐ葉と茎に長さ1〜 2mmの刺毛があり、触ると鋭い痛みがある。葉は互生し、長さ5 〜 15cmの卵形で先端は尖り、大きな鋸歯がある。葉柄のつけ根には、2つの托葉が合着した楕円形の托葉がある。葉腋に緑白色の雄花、茎頂に淡緑色の雌花を円錐形につける。
産地と分布:  本州(福島県以南)から九州、朝鮮に自生し、北アメリカ、ヨーロッ パにも見られる。夏緑広葉榭林の谷筋など、半日陰の適潤地に生育する。
用途・効果:  痛みの原因の毒成分は、水溶性で煮ることによって無毒になるた め戦時中には救荒植物として、茹でた葉を乾燥させて食料にした。絹に似た光沢を持つ柔らかで上質な繊維の原材料になる。頑固な疼痛などに浴湯料として、新鮮な葉を良く揉んで出てくる汁を患部に塗布し、蛇や毒虫などの毒消しや痛みの緩和に利用する。ヨー ロッパでは血糖値降下作用がある薬草として、糖尿病に健康茶とし て広く親しまれている。