エノコログサ

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エノコログサ:Setaria viridis (L.) P. Beauv.

別名(和名): ネコジャラシ
英名: Green bristle grass, Foxtail grass
ローマ字名: Enokorogusa
和名(漢字): 狗尾草
中国名: 狗尾草
生薬名: 狗尾草
花期: 8〜11月
使用部位: 全草
植物解説:  1年草。高さ30〜80cm。茎は基部で分かれ、叢生する。葉は長さ10〜20cm、幅0.5〜1.8cmの線形で両面とも無毛。葉舌は発達せず、毛の列になる。葉鞘の縁にも毛が1列に並ぶ。先端に 長さ3〜7cm、幅約8mmの緑色で円柱状の花穂をつけ、先はやや垂れる。小穂は長さ約2mmで、つけ根に長さ6〜8mmの芒を数個つける。第2苞穎は小穂とほぼ同長。小穂の基部に長さ8〜12mmの緑色の総苞毛と上向きの刺がある。果実は長さ約1.2mmの卵形、乳白色。和名の由来は「いぬころ草」の意味であり、穂の形が子犬の尻尾に似ていることにある。またネコジャラシと呼ばれ、花穂に猫がじゃれつくことに因む。
産地と分布:  北海道から九州、世界の温帯から暖帯にかけて広く分布し、日当たりの良い草地、道ばた、荒地、平地に生える。
用途・効果:  粟の原種で、若葉と花穂を軽く火で炙り、醤油などで味つけ、天ぷらにして食べられる。解熱、化膿した腫れ物やできもの、目の充血・腫れ、かすみ目に用いる。